薬事法(現在の薬機法)が2002年に改正され医師主導治験の実施が可能となりました。大学等において研究が先行している分野、患者数が極めて少ない疾患等で、製薬企業が主体となり実施することが困難な治療薬の開発を、医師主導治験で実現することが可能となりました。しかし、医師主導治験は、治験責任医師となる”医師”が自ら治験を計画し実施するというもので、医師に係る負担は非常に大きく、医師主導治験を実施するには一定のハードルが存在します。医師主導治験に係る規制も医師の負担軽減のために改正され、また大学等では医師主導治験を支援する環境も整備されてきています。しかし、医師主導治験を実施することは容易なことではありません。
FiveRingsは、医師主導治験を支援することで、病気に苦しむ患者さんに一日でも早くより有用な医療が提供される一助になりたいと考えています。病気に苦しむ患者さんのベッドサイドに有効な薬が届くことを夢見て、スタッフ一丸となって活動しています。